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東日本大震災 被害報告書を読んで 3

東日本大震災 被害報告書を読んで 3


間もなく3.11多くの方が見舞われた震災から6年をむかえます。

我々はそこから何を学び生かして行くかを考えて生きたいと思います。



東日本大震災の被害報告から

被害はいろいろ有った事を伺い知れますが、多くの屋根、壁のヒビ(中、外壁)、サッシ、建物の歪み、地盤の軟弱地では基礎、地盤沈

下、等があった事ようです。

今回の被害を屋根だけで見た場合、資料の被害概況をみて棟に被害が多かった事から被害のあった棟についてみていきたいと思いま

す。
 

被害詳細(被害があった棟、被害が少なかった棟)

 
【被害があった棟】 ―土で固定された棟施工― 

①築 20~40 年の比較的古い建物 

②棟瓦や桟瓦を葺土のみで固定 (経年変化で葺土の固定力が低下)  

③ガイドライン工法以前の一般的な工法
 

【被害が少なかった棟】 ―ガイドライン工法(平成13年策定)に基づいた棟施工― 

①築10年以下の比較的新しい建物の棟 

②棟瓦を金具、銅線などにより建物本体部分から固定施工
 

 
被害詳細結果から
 
被害のあった棟について、土を使った施工では耐えられない。古い家の屋根は地震で持たない。ガイドライン工法(建物固定が有る)以

外の屋根は結果地震に耐えられない事がわかります。
 
鳥取の震災でも上空からの映像で棟部分が崩れた屋根は土色をしていることがわかりました。
 
棟に集中した理由も関東、東北地域に桟葺きが多いことからもうかがい知れる。愛知では土葺きが主流だった時期がある為、桟にも被

害が多く出る恐れもあることを考えていかなくてはいけない。
 
平板やS型、など洋風の屋根は早い段階で耐震棟の金具が出ているところからも棟の被害が少なかったようです。
 
しかし初期には未開発での施工知識で耐震金具が使われていなかったり、現在の施工では棟、軒、袖などパッキン付きのビス止が主に

なっていますが、パッキン付きの釘で止めていた時代、桟葺きの釘を使っている屋根があります。こういった施工では効きが甘くほとん

ど効いていないのが現状です。
 
S型の棟についても冠を瓦の欠片に銅線を縛る工法も有った為台風には耐えれても、大きい揺れの地震には耐えるのは難しいと思われ

ます。
 
洋風の瓦にしても知識のある人の点検が必要
 
被害の少なかった棟を見て新しい部材、新しい工法により被害は減少できる事がわかります。
 
特にガイドライン工法、棟瓦を金具、銅線などにより建物本体部分から固定施工は耐えたという事は工法の正しさがしっかり現れたので

しょう。
 
洋風、和風の瓦問わず建物への固定は必須であると思います。

2017-03-10 11:18:53

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